ツナ日記-Toshi's Diary-

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仕事前に田んぼへ!

昨夜までの雨も止み、朝日の田んぼへ。
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田んぼの穴は相変わらずあいていて、大雨が降ったにも関わらず、田んぼに水が溜まってない。しかし、人間の心配をよそに、稲は意外にも元気。過酷な環境の方が、稲の生命力は増すのだろうか?そんなに心配しなくてもいいのかもしれない。
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田んぼの隣では、亜麻の花が咲いていた。1日だけ咲いて枯れてしまう、儚い花。アマニ油を採取しようと、Yさんが育てている。
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雨宿りを終えた虫が飛び立つ。
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朝日が水滴を輝かせる。
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種まきを手伝った「黒小豆」。
土を持ち上げる生命力は、見ているだけで力をくれる。
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土は全てを受け入れてくれる。
楽しかった先週も、後悔したあのことも、昨日の仕事も、勘違いの小さな失敗も、言わなきゃよかったあんなことも、勇気がなくて言えなかった一言も、土を触っているとリセットされて行く。
あるがままで生きる気持ちよさを、土が教えてくれてるみたいだ。

リセットされた心で、仕事場へと向かう。
オーダーされた座卓を作る、良い仕事ができそうな気がした。
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by tuna_life | 2008-06-24 23:37 |

備忘録 パソコンデスク

長さ3メートル、幅60センチの、作り付けのパソコンデスクを作った。
自分の仕事を、自戒と記録の意味をこめて、ブログにのせようとしてるのだが、なかなかアップする時間がないけど、小出しで載せて行きます。
□■□

指定のペルポックの集成材4メートルを、正確に計って切る。
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加工。
切断・はぎ合わせ・固定台作成・固定・ビス打ち・研磨・小さなミス・補修・塗装・再び研磨・ほかにも沢山…、そして意味も無く悩んだり‥。
自己ベストを更新するような作品をつくること、使ってもらう机の未来を想像しながら、心と体で作品を仕上げて行く。
ものづくりは、失敗も多いが、それ以上に面白い。
写真は、東京からきたキャメラマンのヒロキが撮影。
(差し入れとニンニクありがと。)
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搬入。
大きいので、分解して窓から入れて、室内で組み立て。マックが似合う。
依頼主の方が、喜んでくれるだけで本当に嬉しい。

僕の仕事は終わりなようで終わりじゃない。
机にとってはこれが始まり。
生活の一部となり、出来るだけ長い時を刻んでくれたら幸せだと思う。
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by tuna_life | 2008-06-22 20:15 | 大工修行

はこべによせて

はこべ7月号によせて

石場立てという技術
 
 友人のSさんが、松川町・増野に古民家を改装してカフェをオープンすることになった。ウッドデッキやカウンターの作成を、師匠のKさん(僕の回りには師匠が沢山いる)の下で、作り方を教えて頂いた。とても興味深い工法を教わったので、備忘録として記録したくなった。

その名も「石場建て」

 石の上に建物を建てること。コンクリートが発明される以前、建物の基礎を据えるのに、大きな石を使っていた。今でも古民家や神社仏閣の基礎を見ると、石の上に建物がのっかっている。石の表面は丸く凸凹していて、束となる材木は、ただのっかっているのではなく、石の表面に合わせて削ってある。
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さてここで問題。どうやって石の丸みを計って削るのでしょうか?

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 単純なことだけれど、教わって納得。石の凸凹をなぞるようにコンパスを沿わせて、束にそのまま書き込んでいた。学校では、円を書く時にしか教わらなかったけれど、色々な使い道がある。それをノミと鋸とチェーンソーで削る。さらに、水平器をあてて、束が水平垂直になるようにさらに削る。ぴったりと水平垂直になると、たまらなく嬉しい。
束の上に大引(梁のようなもの)をのせ、根太を打ち、デッキ材を打って完成。途中からは師匠のKさんが作業したが、基礎作りから仕事に関わると、完成の満足感は大きい。

 セメントが発明される以前は、世界中で石を使う建築が行われていた。家の建て方は、いまよりもずっと穏やかで、自然と寄り添ったものだったのだろう。セメントが大量に使われる近代建築が始まると同時に、人間の暮らしはセメントを一つの引き金にして、ものすごい可能性をもった。超高層ビルを建て、超巨大ダムを作った。人間が自然を完全にコントロールできると思い込める時代になった。そうやって人間の暮らしは便利になった。
 
そんな中、石場建てという工法は、現代が忘れてしまった「大切な何か」を感じさせてくれた。コンクリート建築は自然を支配して精密なモノを作り出す。それに対して、石場建ては自然のあるがままに寄り添ってモノを作り出す。人と人間の関係がまるで違う。先人達の知恵に改めて感動した。
 出来映えについてはノーコメント。カフェに行ったら、デッキの足下を見てみて下さい。場所は、増野ワイナリーのちょっと下。八月オープンだそうです。
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by tuna_life | 2008-06-22 19:31 | 大工修行

仕事上がりで田んぼへ!

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田植えは終わったけど、田植え機の暴走?で稲はぐちゃぐちゃに。植え付けられなかった場所は手で補植。なにかと手が掛かるが、毎日泥に足を入れるのは気持ちよい。

写真の後、悪ガキ少年Aと、ドロ投げ大会になりました。
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by tuna_life | 2008-06-10 21:37

きちきちバンバン山賊隊 泥の家プロジェクト開始

 「きちきちバンバン山賊隊とは?」
地域で子供達を暖かく育てよう!と中川村・キャンパーズヴィレッジ自然学校が立ち上げたプログラム。

 ツリーハウスを作ったり(僕が住んでいたけど冬に寒さで断念)、マウンテンバイクにのたり、山のものでクラフトを作ったり、子供の「やりたい!」を引き延ばしてゆくプログラムを、保護者の方々のサポートと共に行ってきた。詳しくはキャンパーズヴレッジHPに載っています。

「泥の家プロジェクト」
 さて、子供と、子供のような大人達が、面白い秘密基地を作ろうと動き出しました。1年〜数年かけて、泥のドームハウスを作ろうというプロジェクトです。直径6メートル、高さ2メートルの巨大な竹籠を編んで、そこへ発酵させた泥を塗り込みます。近くの山でとれるものを使って、子供達と楽しく安全に作ってゆきます。どんな家ができるか楽しみ!

 先日、とりあえずドームハウスの模型を作ったのでアップします。
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泥の家を作る場所を決め、40年近く間伐されていなかった桧を伐採した。
鋸一本、小さな女の子が力いっぱい樹をきってゆく。


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「倒れるゾー!」と皆で叫び、ドーン!という音と共に倒れた樹は、即興の御柱祭に。
下は保育園児、上は小学6年生まで15人ほどの子供達と、保護者の方々が参加した。


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竹を伐採したものを裂き、ざるのように編んでゆく。
自分で自分を柵の中に閉じ込める子供達…。だんだん隙間を埋めてゆく。

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骨組み完成。実際は、この巨大&目がつまったものを作る。

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間伐した桧を被せる。
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内側はミドリの光が気持ちいい、子供の隠れ家。

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完成しておおはしゃぎ!ここで寝たい!と子供達も大人達も楽しそうでした。

■□■
この程度の写真と文で申し訳ないですが、楽しいのでぜひ皆さんご参加を。子供はもちろん、活動をサポートしてくれる大人も大歓迎!ガキ大将になってみたい大人も、土の建築に興味のある方も、ボランティアとして参加大歓迎!お待ちしておりますに。遠くの友人も、これを口実に遊びにきておくんなんしょ。

人間の基本としての衣食住を見つめてみると、服も米も家も。どれをとっても自然とは切りはなせられない。ひみつ基地づくりだけれど、「住」を子供達との活動の中で、見つめてみたい。

チャリ旅の最中の数年間、ヒマラヤでキャンプして、フランスの農園で野宿をして、現在は長野の自宅の前でもなぜか野外で寝る生活。家はどこ?と聞かれたらちょっと困るけど、

「地球が我が家だ!」と大声で言いたい。

地球の一部であるような建築を。
そんな「住」を子供達とつくりたい。

次回は6月29日(日)
10時から15時。弁当持参!
みんな、おいでなんしょ。
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by tuna_life | 2008-06-08 21:35 | 大工修行

農民(小作人)始めました。

田植えしたに!
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「援農」という形で始まった米作り、しばらく畑だった土地を田んぼに戻そうと、水を入れ代掻きをした。
が、しかし…
水が渦を巻いて抜ける程の、「底抜け田んぼ」
何度も代掻きをしたらド壷にハマり、余計に底が抜ける始末。なんとか応急手当を施して,ようやく今日の田植えとなった。
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米作りたい!
自分の米を自給するってことがこんなに面白いなんて!田植えという泥遊びは、理屈抜きで面白い。

 泥手泥足で田んぼと向き合っていると、農耕民族の血がザワザワ騒ぐのが分かる。食べ物は土から作られるし、それを頂く人間も、やっぱり土から出来ているんだと、しっかりと泥を触れながら感じる。この気持ちよさを知ったら、もう土から離れた生活は出来ない。

「底抜け田んぼ」はどれだけ手間がかかるか考えるかだけで恐ろしいけれど、明日から、出勤前に田んぼに行くのが日課になりそうだ。
個人的には、出勤前にサーフィンをする湘南のサーファー位カッコいいと思う。否、それよりももっとカッコいいはずだ。米を作る事は、生きる基本を作る事だから。


■□■

最後になるけれど、田植え・援農を手伝ってくれている方々に感謝します。皆本当にありがとう!
写真は東京のヒロキがキャメラマンをしてくれました。良い写真をありがとね。
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by tuna_life | 2008-06-08 21:03 |

日々の近況報告と備忘録です。
by tuna_life
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4月に中川村に引っ越します。渡場の信号から、走って5秒の家です!

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