ツナ日記-Toshi's Diary-

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No rice,No life.〜昨年の米の収穫風景〜

昨年の11月に行ったお米の収穫の報告をしていなかったので、アップしました。
ちなみに、新米よりも1月〜2月位の米の方が、熟成されて甘くなって美味しいんです。
ぜひ是非!うちに食べにきてください!


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「世界最辛の唐辛子 ハバネロ」
お米と時を同じくして、収穫の時を迎えました。そのグラデーションの美しさとは裏腹に、皮膚を近づけるだけでヒリヒリ感じる位辛い奴。(皮膚に付着しないように)みじん切りにして酢漬けにして、スパイスとして使っています。

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お手伝いありがとうございました。
人生初のバインダーをうならせるAさん。


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私たちが米を作りました!(かかしも!)
Iさんの田んぼを「小作人スタイル」で手伝って、米作りに参加させてもらいました。


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「はざ干し」
約2週間天日干しする作業。
昔ながらの先人の知恵。お米の旨さが違います。

□■□

米作りは、地に足を着けて生きる幸せを感じさせてくれる。この楽しさを知ってしまったら、もう米作りはやめられない。お金はいくらあっても、もっと欲しいと不安になるが、お米は1年分あれば充分だ。今、家には1年分の米と、冬を越せるだけの薪がある。なんだかそれだけで幸せ。
 
生きてゆく為に、自分に必要なモノだけ持つ。
過度に求めない、シンプルな心でいたい。
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by tuna_life | 2009-02-25 20:58 |

2月3日 節分(異人誌「はこべ」に寄せて)

 2月3日の夜。
パソコンに向かって仕事をしていたら、いきなりガラガラ!と窓が開いた。
 
 突然、「おにはーそとぉー!ふくはーうちぃー!」の声。

近所に住む仲良しの家族(子供4人&親2人)が、ドッキリ大作戦で我が家に押し掛けてきた。一家6人が、玄関と縁側から二手に分かれての奇襲作戦。びっくりと嬉しい気持ちが混じりあって、思わず大笑いしてしまった。

 子供達のカン高い声が響いて、一人暮らしの我が家は、一気に賑やかになった。豆の入ったお椀を片手に、手作りの可愛い鬼のお面をして、子供達は本当に楽しそうにマメをまく。皆で家中の窓を開け放ったので、寒風が一気に吹き込んできた。そして威勢良く鬼を追い出して、福を呼び寄せるように、大声で「おにはーそとぉー!ふくはーうちぃー!」

 ついでに皆で、「彼女もーうちぃー!」と、福の神にお願いしておいた。
この際だから神頼みだ。
 
 5分位マメを撒いたら、「はーい!みんなー撤収!」と、母ちゃんの鶴の一声。聞き分けの良い子供達と父ちゃんは、クモの子を散らすように帰っていった。車で帰ってゆく一家を見送り、ガランと一人になった家に戻ったら、転がるマメと、子供達の柔らかくて暖かい空気が残っていた。鬼に見えない可愛いお面や、子供達の姿を思い出しながら、転がるマメを片付けた。そして、27個手に取って、フゥーっと埃を払って食べた。

 人と人との関係が、どんどん希薄になってゆく昨今、こんな出来事は心を和ませる。一人だけど一人じゃない。本当の家族のような仲間がいることで、僕はこの小さな街で生きてゆくことが出来ている。愛すべき仲間達、そして美しい自然や文化、心を豊かにする幸せはいつも足元にある。これからも、踏みつぶさぬように、優しく歩きたい。

  踏みつぶされてしまったマメは、その夜ネズミの格好のご飯になりましたとさ…。
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by tuna_life | 2009-02-19 22:27 | 日常

元旦・中央道ヒッチハイク双六

 時間に追われ、面倒くさくて更新してませんでした。米も無事に収穫し、大工仕事も打ち込んで頑張ってます。写真もそのうちアップするのでお楽しみに。今回は、地元雑誌「はこべ」に投稿するつもりで書きました。青臭い文章ですがご勘弁ください。

□■□■□■□■

 08年の年末。実家の神奈川への帰省を、どうやって帰るか考えていた。
バスで帰るのはあっという間だし、ありきたりな感じ。自転車で240キロを走るのは、20時間以上走り続けなければならないし、そんなに「ずく」もない。そこで思いついたのがヒッチハイク。ヒッチハイクは「誰か乗せて下さい」と路上に立ち、出会いを求める他力本願の気ままな旅。

時間の制約のない休みの時くらい自由気ままな旅がしたい!

と思い、ヒッチハイクで帰省をすることにした。

 松川インターの入り口付近の路上に立ち、大きな字で「岡谷・東京方面」と書いたノートを持ち、握りこぶしの親指を立て、運転している人の眼を見ながら「乗せて下さい」と視線でメッセージを送る。最初は何となく恥ずかしかったけれど、すぐに慣れて、だんだん楽しくなってきた。運が良ければ誰かが止まってくれるだろうと思いながら、待つ事15分。乗用車に乗る40〜50代位の女性が止まってくれた。優しそうなお母さんって感じの人。

「長野市に行くので、岡谷あたりまでで良かったら乗ってって下さい」

岡谷からは、別の車をヒッチして乗り継いで神奈川を目指せばいいので、ありがたく助手席に乗せてもうことにした。
 
「バタン!」
 
 車のドアを閉めると、暖かい暖房の空気に包まれた。同時に、初対面の方の車に乗っているという緊張感が僕を包んだ。河原の小石が、急流に揉まれて流されてゆくような急な展開。想像もしていなかった世界に飛び込んでゆく緊張感に、心臓がドキドキと鼓動を早めた。偶然と必然が入り交じったような一期一会が、ヒッチハイクの醍醐味だと実感。

「はじめまして、島崎と言います。」
 お互い簡単な自己紹介をしているうちに、車は高速道路をハイスピードで走り始めた。

「ヒッチハイカーを乗せるのはこれで3人目です。旅が好きで、私も若い頃ヒッチハイクで旅をしたことがあって…」

と、運転をするTさんが、楽しそうに話してくれた。旅の話で盛り上がりながら、車は順調に進んでいった。元旦なので、「今年の抱負は何かありますか?」と聞くと、しばらく考えて、

「ドイツの孤児院でボランティア活動をしてみたい」

と、聞かせてくれた。元旦早々に、初対面の人と抱負を語り合っている時間が、なんだか不思議だけれど面白い時間だった。車はあっという間に進み、岡谷に到着。互いの連絡先を交換して笑顔でバイバーイ!と手を振って別れた。

 時刻は午後2時、再びヒッチハイク開始。インター入り口が狭くて車が止まりにくく、やりづらい場所だったが笑顔で頑張った。しかし、2時間近く経っても誰も止まってくれず、夕暮れが近づいてきた。暗くなってしまったら、ヒッチハイクは一気に不利になってしまう。お腹がすいたので、家族へのお土産に買った干し柿を少しつまみ食いした。寒くて体がこわばってしまったので、ジャンプをして体を暖め、好きな歌を歌いながらヒッチハイクを続けた。もう焼けっパチだ。そんな姿がよっぽど目立ったのか、40〜50代位の女性が、車を止めて歩いて僕に話しかけてきた。この人もまた、優しそうなお母さんって感じの人。

「今日中に東京に着きたい?明日で良ければ東京に行くんだけど。もしよかったら今夜は家に泊まってって。あ、家は駒ヶ根の方なんだけど。」

えーっ!?ってビックリしたけれど、いきありばったりの旅が大好きなので、断る理由もなくありがたく親切に甘えることにした。

 車は再び伊那谷へ。今まで進んできた道を戻りながら、自己紹介タイムとなった。運転をするHさんには二人の息子さんがいて、東京に住んでいるという。

「明日はおせちを届けるために東京へ向かうのよ、子供もヒッチハイクであっちこっち旅していたみたいでね、島崎くんみたく旅してたんじゃないかしら…」

と旅の話を聞かせてくれた。車は快調に進み、駒ヶ根インターから宮田村のHさん宅へ。突然の訪問にお父さんも息子さんも驚く事無く

「今から風呂に行くから一緒に行こう!」

と駒ヶ根の温泉へ連れてってくれた。ご飯を御馳走になり、一緒にテレビを見て、家族団らんの輪に入れてもらった。実家に帰ったような居心地の良さにすっかりリラックスさせてもらった。

 5マス進んで岡谷まで。2マス戻って駒ヶ根で一回(一晩)休み。翌日は一気に東京まで進んで『あがり』
 サイコロの目は何が出るのか、マス目にはどんな出会いがあるのかなんて分からない。分からないからこそ、旅は面白いのだ。僕は今、「中央道ヒッチハイクすごろく」のど真ん中にいる。偶然の出会いに身を任せる旅路、今日出会った人も出会わなかった人も、一人一人の中に、家庭があり、仕事があり、日々の暮らしがある。一期一会を通して、お互いの人生が交わって重なって、思いがけない発見や驚きを与えてくれる。思い通りに行かなくて、予想が出来なくて、だからこそ楽しくてたまらない。

 翌朝は早く東京を目指して出発。新宿まで乗せてもらって、そこからは電車で横浜の実家に帰った。こうして元旦ヒッチハイクの旅は無事にゴール。気持ちよく1年のスタートを切る事が出来た。
 始まった2009年。大工修行も、米作りも、日々の暮らしも、過去も未来も全部、生きてゆくこと全てが大きな旅だ。

素晴らしい一期一会を重ね、美しい夢をみて、楽しくて個性的な旅をしてゆきたい!
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by tuna_life | 2009-02-19 22:17 | 日常

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