ツナ日記-Toshi's Diary-

土壁をみんなで作ろう!

10月20日(土)・28日(日)の2週にわたり、飯田で荒壁塗りの「結い」をします!
参加してみたくなった人はメールください!
(参加人数に限りがあります)
島崎 shima_165cm@hotmail.com まで。

以下、詳細です。

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土壁をみんなで作ろう!
~貫工法の家の荒壁塗り、どろんこになって地球と触れる~

 「結い」という文化をご存知ですか?
農作業や家作りなど、人手が必要なときに皆で集まって行う共同作業のことです。
今風にいうと「ボランティア」といったところでしょうか。
結いの作業は、田植えや稲刈り、そして土壁作りもまた然り。

 南信州の里山で、セルフビルド(施主自身で家を自作すること)で、日本の伝統的な土壁の家を建てている方がいます。大工さんの助けを借りながらも、自分の力でコツコツ作業を進め、ようやく骨組みを作り、今回の壁塗りまで作業を進めました。土壁塗りには人手が必要です。昔から土壁を塗るときは、「結い」でワッっと人が集まって、土をこねて、土壁をワイワイと作ったそうです。

 深まる秋の気配を感じながら、皆で土壁を作ってみませんか。
人と自然とのつながりを、家作りから感じてみませんか。
そして、土壁を作るだけでなく土壁を「結い」で作るという、日本人の助け合いの心や文化をもういちど感じてみませんか。参加してくださる方々のご協力をよろしくお願いします。

お会いできる日を楽しみにしています!
(詳細は下記をご覧ください)

*場所
飯田市内 小川邸

*日時
10月20(土)・28(日) 1日のみの参加もOK!

*主催/小川正紀・工房わいまつ
連絡先 わいまつ
FAX0265882798 
携帯09018668426
(留守の場合はメッセージを入れておいてください)

* 作業内容

「土をこねて、土壁を作ること。」これが二日間の仕事です。
現場の家は今骨組みの状態です。土台・柱・梁・桁等の構造材、
そして壁となるところには「竹舞(たけこまい)」が網目状に張られています。
(写真参照)これは、竹を裂いたものを藁縄で格子状に縛って固定したものです。
ここへ、泥を塗り込んで行きます。土をこねる人、土を運ぶ人、土を団子にしてぶつける人、コテでならす人、色々な仕事があります。

* 参加対象
どろんこ遊びが好きな方、土壁に興味がある方なら、老若男女問わず大歓迎です。
子供たちも(いや、子供たちの方が)楽しんで土をこねています。

* 食事について
施工主の小川さんより、昼食を提供してくださいます。差し入れ大歓迎です!!

* 宿泊について
ホテル・農家民宿等、紹介できます。詳しくは電話にてお問い合わせください。
また、現場の周囲は森に囲まれています。
テントを持参してもらえれば、自由にキャンプしてもらって構いません。
ただし、草刈り機を貸すので、テントを設営できる場所を作ってから(笑)

*必要な持ち物
汚れてもいい服装と靴・大きめのコテ(もしあれば)・保険証のコピー・雨具等

* 住所・アクセス
・長野県飯田市内(中央道飯田インターより車で10分)
詳しくは地図をFAXにて送ります。



~大工見習いの乏しい知識より~

*壁塗りのあれやこれや 貫工法の家の荒壁塗り?(ぬきこうほうのあらかべぬり)
専門用語ばかりで意味分からん!
という方に、できるだけ簡潔に分かりやすく説明します。

まず貫工法とは、日本建築における伝統工法の一つのことで、家の骨組みとなる部分を、木と木を組み合わせて家を建てる方法のことです。特徴としては、骨組みとなる部材(構造材)に釘や金物を殆ど使いません。
構造材の再利用ができ、木と木が組み合わせと土壁により、耐震性も高まる構造になっています。これは、木と木の組み合わせがしなり、土壁が地震の揺れを吸収することで、建物の崩壊を防ぐというしくみです。

そして、ここに土を塗って行く時は、粗塗り→中塗り→仕上げ塗りと、行程を経て仕上げて行きます。今回はその第一段階の「荒壁塗り」で、下地に土をガシガシつけて行くもっともダイナミックな作業です。

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小川邸。貫工法の家。

基礎はベタ基礎、構造材に筋交いや金物をできるだけ使わずに作られている。(基礎と土台と足固めを固定する部分にはアンカーボルトを付けた)
 主に長野の木を使い、木の癖を読み、それを生かして木組みがされている。日本の伝統的な家を職人さんたちが腕によりをかけて建てた家。(セルフビルドだけど、建て方までは大工さんが行った。)

「なぜ金物を使わないのか?」
金物(かなもの)とは、構造材(柱など)を強固に固定するための金具やボルトのこと。
金物のことになんでこだわってるかというと、

金物を使う家は、家の寿命のことをしっかり考えていない、ということ。 

金物があることで、家は簡単に強度を増すことができる。
でも、長所もあれば短所もある。

木は熱を伝えにくいため、室内と室外の温度差による結露が少ない。
しかし、金属は熱を伝えやすいため、温度差が生じたときに結露が発生する。
この水分が木部に伝わる。水が継続的に木と接することで、木は次第に腐ってしまう。
つまり家の強度はどんどんさがっていってしまう。
また、木は年月が経つにつれて、多かれ少なかれだんだんと痩せて行く。
新築工事のときにしっかり絞めておいたボルトでも、木が痩せることでスカスカに空いてしまうというのもよくあること。

他にも他にも、家の解体工事をするときに、古民家は金物を使っていないので、構造材の再利用ができるが、現代の金物をたくさん使用した家は、壊したら再利用は不可能。産業廃棄物となってしまう。
日本の産業廃棄物の4割が建築廃棄物というのは悲しい現実だと思う。

確かに、金物を使えば耐震性もあがるし、工事自体も格段に容易。
建物を建てるときの法律「建築基準法」でも、半ば金物を使うことが義務かのように書かれている。しかし、大工さんの腕がしっかりしていれば、金物を使わなくても平気な場合もある。
ちなみに小川邸の構造計算を設計士さんがしたところ、使わなくても問題ないそう。
1500年近く続いてきた日本の伝統的な建築技術には、金物はまったく敵わないのかも。

ちょいと長くなりましたが、金物の説明でした。

竹子舞
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施工主の小川正紀さん
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小川さんの長男、かんじくん
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竹子舞とは、土壁の下地のこと。
秋から冬にかけて切った竹を裂いて、格子状に藁で固定したもの。
格子模様がとてもきれいで、見ているだけでなぜか落ち着く。なんだか塗るのがもったいないくらい。
 格子状に作っていくのが、実は結構大変で、竹を1本1本手作業で編み込んで行のに意外と時間がかかる。昔は竹子舞職人さんがいて、専門で子舞を作っていたそう。

小川さん!20日までに竹子舞がかきおわるように祈ってますに!
僕も手伝いに行くので!

□□■

そんなわけで、長々と読んで下さってありがとうございました。
当日会えるのを楽しみにしています。
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by tuna_life | 2007-10-03 21:57

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