はこべ2月号によせて。
血の味!~シクロクロス大会に参加して~
血の味、ってどういうこと?
急に息の上がる運動をして、呼吸が追いつかなくなって喉元が焼け付くようになる時に、血を吐きそうになるあの…感覚感じた事ありませんか。それを「肺から血を吐きそうになった。」と比喩したのだけど、そんな思いをシクロクロス大会で体感した。
シクロクロスというのは、自転車レース競技の一つ。
12月に飯田市川路の天竜川河川敷で大会が行われた。自転車の障害物レースのようなもので、一周三キロ位の悪路の周回コースの中に、階段(河川敷の階段)や40センチ程度の段差があり、自転車を担いでそういった箇所を乗り越えゆく。制限時間30分で、そこを何周できるかを競うというもの。
いざ出場することになったものの、これといった練習もせず当日を迎えてしまい、周りの雰囲気にすっかり圧倒されてしまった。当日は(おそらく)100人近い参加者が集まり、子供達も大勢集まった。全身タイツのようなレースジャージに身を包んだアスリート風?な人たちに囲まれて、普段もっと練習しておけばよかったなーと、ちょっと後悔したりしたり…。
そう思っているうちにスタートラインに立たされ、バーン!という銃声と共に、一斉にレースが始まった。足首まではまってしまう深い泥にタイヤを取られたり、自転車を担いで障害物を乗り越えたりしているうちにあっと言う間に息が上がってしまって、肺の呼吸が追いつかない。しかし、体はもっと空気が欲しいと求める、そして無理して息をする…その繰り返しで肺に負担がかかり、胸が痛くなってきて「血の味」を喉に感じるようになった。
一度スタートしたからにはベストを尽くしたい、そう思いながらとにかく全力で走った。
あっという間に制限時間の30分を迎えてゴール。結果は(たしか)37人中14位くらい。細くて悪路には向かない自転車、練習不足の割にはまずまず走れたと思う。日頃の、往復35キロの自転車生活の結果が出てくれた。しかし、血の味は翌日の夜まで胸を締め付けた。心肺機能に負担をかけすぎたらしい。
知り合いの子供達も大勢出場し、ベストを尽くして頑張っていた。知り合いの数名が入賞し、満面の笑顔で表彰台に立った姿が印象に残った。子供達は子供らしく大はしゃぎ、大人達も子供のように大はしゃぎして楽しんだ大会となった。
なぜそんな辛いレースに出るのか?(と、いうほど辛くはないのだけれど…)
楽しみ方は人それぞれ。僕にとっての楽しみの一つは、「血の味」がするほど、その瞬間を精一杯頑張れる満足感が楽しいから。
自転車はオリンピック競技になる程の、競技としての面白さもある。
それに、買い物や通勤通学など、普段の生活の一部にもなる。
はたまた、走ろうと思えば、世界一周だって出来てしまうという、とても幅の広い乗り物。
奥深い自転車の世界に幼少の頃から親しみ、、世界の半分を自転車で走った。
そしてレースにも出て、生活で自転車にも乗っている。
25歳になった今でも、子供の時よりももっと、
ますます自転車が好きになっているのが自覚できる。
自分はどこまで自転車を好きになれるのだろうか?
いつまでも続く、片想いのようなワクワク感を、これからも抱きしめて行きたい。
血の味…伊那谷の坂道をダッシュすれば味わえるかと思います。
皆様お試しあれ(!?)道も凍るので、交通安全には気をつけましょう!
血の味、ってどういうこと?
急に息の上がる運動をして、呼吸が追いつかなくなって喉元が焼け付くようになる時に、血を吐きそうになるあの…感覚感じた事ありませんか。それを「肺から血を吐きそうになった。」と比喩したのだけど、そんな思いをシクロクロス大会で体感した。
シクロクロスというのは、自転車レース競技の一つ。
12月に飯田市川路の天竜川河川敷で大会が行われた。自転車の障害物レースのようなもので、一周三キロ位の悪路の周回コースの中に、階段(河川敷の階段)や40センチ程度の段差があり、自転車を担いでそういった箇所を乗り越えゆく。制限時間30分で、そこを何周できるかを競うというもの。
いざ出場することになったものの、これといった練習もせず当日を迎えてしまい、周りの雰囲気にすっかり圧倒されてしまった。当日は(おそらく)100人近い参加者が集まり、子供達も大勢集まった。全身タイツのようなレースジャージに身を包んだアスリート風?な人たちに囲まれて、普段もっと練習しておけばよかったなーと、ちょっと後悔したりしたり…。
そう思っているうちにスタートラインに立たされ、バーン!という銃声と共に、一斉にレースが始まった。足首まではまってしまう深い泥にタイヤを取られたり、自転車を担いで障害物を乗り越えたりしているうちにあっと言う間に息が上がってしまって、肺の呼吸が追いつかない。しかし、体はもっと空気が欲しいと求める、そして無理して息をする…その繰り返しで肺に負担がかかり、胸が痛くなってきて「血の味」を喉に感じるようになった。
一度スタートしたからにはベストを尽くしたい、そう思いながらとにかく全力で走った。
あっという間に制限時間の30分を迎えてゴール。結果は(たしか)37人中14位くらい。細くて悪路には向かない自転車、練習不足の割にはまずまず走れたと思う。日頃の、往復35キロの自転車生活の結果が出てくれた。しかし、血の味は翌日の夜まで胸を締め付けた。心肺機能に負担をかけすぎたらしい。
知り合いの子供達も大勢出場し、ベストを尽くして頑張っていた。知り合いの数名が入賞し、満面の笑顔で表彰台に立った姿が印象に残った。子供達は子供らしく大はしゃぎ、大人達も子供のように大はしゃぎして楽しんだ大会となった。
なぜそんな辛いレースに出るのか?(と、いうほど辛くはないのだけれど…)
楽しみ方は人それぞれ。僕にとっての楽しみの一つは、「血の味」がするほど、その瞬間を精一杯頑張れる満足感が楽しいから。
自転車はオリンピック競技になる程の、競技としての面白さもある。
それに、買い物や通勤通学など、普段の生活の一部にもなる。
はたまた、走ろうと思えば、世界一周だって出来てしまうという、とても幅の広い乗り物。
奥深い自転車の世界に幼少の頃から親しみ、、世界の半分を自転車で走った。
そしてレースにも出て、生活で自転車にも乗っている。
25歳になった今でも、子供の時よりももっと、
ますます自転車が好きになっているのが自覚できる。
自分はどこまで自転車を好きになれるのだろうか?
いつまでも続く、片想いのようなワクワク感を、これからも抱きしめて行きたい。
血の味…伊那谷の坂道をダッシュすれば味わえるかと思います。
皆様お試しあれ(!?)道も凍るので、交通安全には気をつけましょう!
by tuna_life
| 2008-01-19 15:15
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4月に中川村に引っ越します。渡場の信号から、走って5秒の家です!
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